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ホーチミン市交通運輸局は28日、ホアンザー運転免許試験センターで実施した運転免許試験で、コンピューター画面上のシミュレーションテストを初めて導入した。試験は、以前は学科試験、実技試験(試験場内)、実技試験(公道)の3種類だったが、この日から画面上のシミュレーションによる試験が加わり4種類となった。
初日の28日、ホアンザー運転免許試験センターでは70人がシミュレーションの試験を受けたが、合格率は約56%にとどまった。受験生らは「緊張して集中できなかった」や「回答の選択肢が理解しづらかった」などと話した。
市交通運輸局自動車免許教習・試験管理課によると、シミュレーション試験では全部で120問が用意され、受験生には10問が連続で出題される。一度回答すると変更できない。試験時間は10分ほどで、正解すると1問に付き5点を得点できる。合格点は50点満点で35点。試験が終わると、設問と採点された回答が自動で印刷される。