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21日から26日にかけて北部から北中部地方までの広範囲で続いている大雨により、6人が死亡したことがわかった。
6人のうち、東北部地方トゥエンクアン省で2人、西北部地方ディエンビエン省で2人の計4人が土砂崩れにより死亡、同ホアビン省で1人、同ソンラ省で1人の計2人が鉄砲水に流されて死亡した。
このほか、トゥエンクアン省で4人、ディエンビエン省で1人、ソンラ省で1人の合わせて6人が負傷した。
洪水や鉄砲水により、民家307軒が損壊した。このうちトゥエンクアン省が最も大きな被害を受け、101軒が損壊した。以下、◇西北部地方イエンバイ省:48軒、◇東北部地方ハザン省:42軒、◇ディエンビエン省:23軒、◇東北部地方タイグエン省:23軒などと続いている。
農業への被害について、稲作地や野菜農園など合わせて2万6508haの農地が冠水し、家畜27頭、家禽6871羽が死亡したほか、養殖場552haが被害を受けた。
ベトナム国立水文気象予報センターによると、大雨はおさまりつつあるものの、山岳地帯では引き続き鉄砲水や土砂崩れに注意する必要があるという。