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ホーチミン市は、180万人余りを優先対象とした新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を開始した。
対象となるのは、◇50歳以上、◇中~重度の免疫不全疾患を持つ18歳以上の患者、◇最前線で活動する軍人と医療従事者、◇工業団地の労働者など。
同市保健当局が14日に明らかにしたところによると、対象者は医療機関や、移動式を含む各接種会場などでワクチン接種を受けており、自宅を離れることが困難な人々のみ自宅での接種に対応している。
4回目接種を受けるには、3回目接種から4か月以上が経過、また3回目(ブースター)接種後に新型コロナに感染した人は回復から3か月が経過していなければならない。4回目接種で使用するのは、◇米ファイザー(Pfizer)製または米モデルナ(Moderna)製、◇英アストラゼネカ(AstraZeneca)製、◇3回目接種と同種類のワクチン。
ホーチミン市では、2021年3月に1回目の接種キャンペーンを実施。これまでに1回目接種で840万回分、2回目の接種で730万回分、3回目の接種で500万回分のワクチンを使用している。