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2021年末から発行開始したベトナムのワクチン接種済証明書(ワクチンパスポート)は、現在までに世界17か国に承認されている。これは、先日開かれた外務省主催の記者会見で、レ・ティ・トゥー・ハン報道官が明らかにしたもの。
それによると、現在、ベトナムのワクチンパスポートを承認しているのは、◇日本、◇米国、◇英国、◇オーストラリア、◇インド、◇ベラルーシ、◇カンボジア、◇フィリピン、◇パレスチナ、◇モルディブ、◇トルコ、◇エジプト、◇スリランカ、◇ニュージーランド、◇シンガポール、◇セントルシア、◇韓国の17か国。一方、ベトナムはこれまでに世界79か国・地域のワクチンパスポートを承認している。
ベトナム外務省は引き続き、諸外国の在ベトナム外交機関に対し、ワクチンパスポートの相互承認を検討してもらうよう積極的に働きかけていく方針。
ベトナムのワクチンパスポートには、本人の生年月日や国籍、認証対象となる病名、接種回数、接種日、ワクチン種類、メーカーなどの情報が収録されており、これらのデータがデジタル署名・暗号化されたQRコードとしてパッケージ化されている。有効期限は1年間。
なお、ベトナムは3月15日から観光市場を開放しており、海外からの観光客受け入れおよび海外への観光客送り出しを正常化している。