イメージ画像 |
国連の持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(Sustainable Development Solutions Network=SDSN)とコロンビア大学地球研究所が発表した「2022年世界幸福度報告(World Happiness Report 2022)」によると、ベトナムは世界146か国・地域中77位となり、前年の149か国・地域中79位から2ランク上昇した。
このランキングは、◇1人当たり国内総生産(GDP)、◇社会的支援、◇健康寿命、◇人生の選択の自由度、◇寛容さ・気前の良さ、◇腐敗の認識の6つの要素に基づき算出されたもの。同レポートは、2012年の国連総会で3月20日が「国際幸福デー」に制定されたことを受け、国民の幸福度向上を目指すよう各国政府を促す目的で発表されており、今回で10回目を迎える。
今回のランキングでは、前年と同じくフィンランドが1位を維持した。以下、デンマーク、アイスランド、スイス、オランダなどが続いた。日本は前回より2ランク上昇し、54位だった。
東南アジアの順位を見てみると、シンガポールが最も高い27位。以下、◇フィリピン:60位、◇タイ:61位、◇マレーシア:70位、◇ベトナム:77位、◇インドネシア:87位、◇ラオス:95位などが続く。
幸福度ランキングのトップ10およびワースト10は以下の通り。
<トップ10>
1位:フィンランド
2位:デンマーク
3位:アイスランド
4位:スイス
5位:オランダ
6位:ルクセンブルク
7位:スウェーデン
8位:ノルウェー
9位:イスラエル
10位:ニュージーランド
<ワースト10>
146位:アフガニスタン
145位:レバノン
144位:ジンバブエ
143位:ルワンダ
142位:ボツワナ
141位:レソト
140位:シエラレオネ
139位:タンザニア
138位:マラウイ
137位:ザンビア