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保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する10日の発表によると、62省・市で市中感染者16万0661人が新たに確認された。1日あたりの市中感染者数としては3日連続で16万人を超えた。海外からの入国者15人も陽性となった。
市中感染者のうち10万7465人は、隔離区域や封鎖区域の外で感染が確認された。
また10日、北中部地方タインホア省、北部紅河デルタ地方ビンフック省、南中部沿岸地方ビンディン省の3省で前日までに感染が確認されていた計5万7783人(◇タインホア省:3万人、◇ビンフック省:2万1182人、◇ビンディン省:6601人)が新たに感染者数に追加された。これを合わせると、保健省が10日に発表した市中感染者数は計21万8444人となる。
10日午後の発表時点でベトナム国内の累計感染者数は526万0495人となっている。
<市中感染者数>
<死者数>
新型コロナによる死者は前日比+71人増の累計4万1157人、第4波では4万1122人となった。
<ワクチン接種状況>
ベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、9日は全国で24万4960回分を接種した。同日までの全国の累計接種回数は1億9890万4850回分となり、このうち18歳以上が1億8186万2922回分、12~17歳が1704万1928回分となっている。
<入国者に対する規制>
ベトナムへの入国者に対する規制について、1月1日から、ワクチンを接種済み、または感染後に回復した入国者には、自宅や宿泊施設での3日間の自宅隔離を適用し、集中隔離は不要となる。ワクチン未接種、または接種が終わっていない入国者には7日間の自宅隔離を適用している。
また、ワクチンを接種済みで14日未満の短期滞在でベトナムに入国する場合は、12月24日以降隔離が不要となっている。