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ハノイ市人民委員会は18日午後、2月21日から計画していた市内各区の学校に通う小学1年生から中学1年生(日本の小学6年生に相当)の対面授業再開について、新たな通知があるまで延期とすることを決定した。
同市教育訓練局によると、市内では最近、新型コロナの感染流行状況が複雑化しており、感染者が増加傾向にある。さらに、気象当局によると、強い寒気の影響で今後数日は気温が低下すると予想され、子供の健康への悪影響を懸念する保護者が多い。
これらの状況を踏まえ、市人民委は市教育訓練局の提案に応じて、市内各区の市内各区の学校に通う小学1年生から中学1年生の対面授業再開の延期を決定。
これに先立ち、市が2月21日から対面授業を再開させる計画を発表した際、保護者の賛成率は50%強だった。1~2年生の保護者の賛成率は30%にも満たなかった。反対する理由としては、「子供が学校で感染した場合、子供の世話で家にいなければならず、仕事や家庭生活に支障がでる」といったものがある。
ハノイ市では、新型コロナの感染拡大を受けて2021年5月から対面授業を停止。その後、段階的に対面授業を再開させており、市郊外(郡・町)の学校に通う小学1年生から中学1年生については、2022年2月10日から対面授業を再開させていた。