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オックスフォード・インサイツ(Oxford Insights)とカナダの国際開発リサーチセンター(International Development Research Centre=IDRC)が協力して世界160か国・地域を対象に調査した「2021年の各国政府の人工知能(AI)への備え度指標(Government AI Readiness Index 2021)」によると、ベトナムのスコアは51.82で、世界平均(47.42)を初めて上回った。
2021年版では、ベトナムは2020年から14ランクアップで、160か国中62位となった。東南アジア諸国連合(ASEAN)では、前回から1つ順位を上げて、10か国中6位につけた。
世界トップは88.16の米国。以下、◇2位:シンガポール(88.46)、◇3位:英国(81.25)、◇4位:フィンランド(79.23)、◇5位:オランダ(78.51)と続いた。
なお、ワースト3は、◇160位:イエメン(15.01)、◇159位:中央アフリカ共和国(20.73)、◇158位:アンゴラ(22.87)だった。
同調査は、AIが影響を強めている世界を各国政府がどの程度受け入れる準備ができているかを評価したもの。2021年版では、◇ガバナンス、◇インフラ、◇テクノロジーの3つの柱を主軸とした計42の指標(2020年度版より9つ多い)をもとに評価している。