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交通運輸省は21日、ベトナム民間航空局(CAAV)や航空会社などの関連機関・組織宛てに公文書を送付し、国内線の搭乗条件を緩和することを決定した。決定は22日から適用されている。
これにより、乗客は22日から、ワクチン接種完了証明書、回復証明書、新型コロナウイルス検査の陰性証明書を提示する必要がなくなった。ただし、搭乗前に感染流行状況レベルが「レベル4(超高リスク:レッドゾーン)」の地域、または封鎖区域に滞在していた場合、72時間以内に受けた検査の陰性証明書を提示する必要がある。
乗員についても、国内線の運航前に新型コロナウイルス検査を受ける必要がなくなった。
この背景として、テト(旧正月)が迫る中で帰省の需要が高まり、国民のワクチン接種率も高い水準に達していることがある。
交通運輸省が2021年12月27日に発表した旧規定では、搭乗前にレッドゾーンの地域に滞在していた乗客、またはレッドゾーンの地域の空港から出発するフライトの乗客は、搭乗前に検査を受けなければならず、他の地域については、◇ワクチン接種完了証明書、◇回復証明書、◇陰性証明書のいずれかを確保する必要があると規定されていた。