(C) tuoitre |
ベトナム国防省傘下の平和維持局によると、中央アフリカ共和国で国連平和維持活動に従事していたベトナム人民軍のドー・アイン少佐(男性、39歳)が任務遂行中に殉職した。少佐はウガンダの首都カンパラにある国際連合(UN)の仮設病院で現地時間の6日午前6時ごろに死亡が確認された。
ベトナム国防省は、死因を明らかにしていない。国連中央アフリカ多面的統合安定化ミッション(United Nations Multidimensional Integrated Stabilization Mission in the Central African Republic=MINUSCA)は8日、ベトナム国防省と協力し、オンライン追悼式を執り行った。遺体はその後、MINUSCAからベトナム平和維持局に引き渡された。
アイン少佐の告別式は19日に、ハノイ市の国家葬儀場で執り行われる。追悼式と火葬式が同日中に行われ、骨壺は同市バックトゥーリエム区ニョン烈士墓地で安置される。
アイン少佐は、北部紅河デルタ地方ナムディン省出身で、派遣前はハノイ市に住んでいた。2021年に中央アフリカ共和国へと派遣され、国連平和維持活動に当たっていた。
ファム・ミン・チン首相は、殉職したアイン少佐の功績を称えて、烈士として認定。また国防省は、アイン少佐の中佐昇進を決定した。