(C) tienphong 写真の拡大. |
東北部地方クアンニン省のモンカイ市税関支局は12日、中国との国境を流れるカーロン川に架設された舟橋を通行する車両の通関業務を中国当局が11日午後から停止したと明らかにした。マンゴーを積んだコンテナで、新型コロナウイルスの汚染の疑いが生じたためという。
中国は10日、20日前に一時閉鎖した第1バックルアン橋、第2バックルアン橋、舟橋の3か所の国境ゲートでの通関を再開したばかりだった。第1・第2バックルアン橋での通関は平常通り行われており、車両1台につき5~10分かかっている。
通関待ちで滞留していたトラックは2日間で大幅に減り、11日正午時点ではモンカイ市で630台(ベトナム車両630台、中国車両206台)、中国側でベトナム車両131台となっている。
ベトナムと中国は、感染予防対策を厳格に実施しながら、1日12時間体制で1日当たり150台を上限に通関業務を行うことで合意している。