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ホーチミン市でシェアサイクル事業の展開を計画するチーナムグループ(Tri Nam Group)は、同市中心部で10日から公共自転車(コミュニティサイクル)サービス「モバイク(Mobike)」を試験的に導入する。試行期間は1年間を予定している。
同事業は今年4月に市人民委員会から試験展開の承認を得た。当初は8月からの試行が予定されていたが、ホーチミン市で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波が急拡大したことを受けて2度にわたり延期された。
チーナムグループは事業展開に向けて計500台の自転車を輸入し、1区の各通りに43か所のサイクルポートを設置した。500台のうち約400台を事業に投入し、残りは予備とする。
人々の往来需要に応えるべく、サイクルポートはバス停や公園、観光スポットの近くに設置する。各サイクルポートの面積は10~15m2で、10~20台の自転車を配置する。シェアサイクルには、スマートロックやGPS機能を搭載している。当面のサービス料は30分5000VND(約25円)、1時間1万VND(約50円)となる。