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インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)によると、光海底ケーブル「アジア・パシフィック・ゲートウェイ(APG)」のS3支線で10月29日にトラブルが発生しており、ベトナムから日本・米国方面へのアクセスに影響が出ている。
11月24日から29日にかけての修復工事の期間中、香港にあるドッキングステーションを遮断するため、この間、同海底ケーブルの接続が中断される。アクセスの全面復旧は工事が終わる11月29日となる見通し。
これに先立ちAPGでは、今年1月と5月にもトラブルが発生しており、今回のトラブルは今年に入って3度目。
2016年に運用が開始されたAPGは、総延長約1万0400km、総設計容量54.8Tbps。陸揚げ地は日本、韓国、中国、台湾、香港、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポールで、故障原因となる地震や台風などの多発地域を回避するルートに敷設されているが、毎年トラブルが頻発している。