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交通運輸省は8日、国際線定期便の運航再開計画案を政府に提出したと明らかにした。計画案によると、以下の3期に分けて国際線定期便の運航を再開する。
◇第1期(2022年1~3月期~):
ベトナム~中国/香港/日本/韓国/台湾/タイ/シンガポール/マレーシア/ラオス/カンボジア/フランス/ドイツ/ロシア/英国/オーストラリアおよび新型コロナウイルス感染症(COVID-19)国家指導委員会によって許可される、その他の国・地域間の定期便を運航する。
乗客は十分なワクチンを接種済み、または新型コロナに感染して回復済みで、なおかつ有料の隔離施設で7日間の隔離を受ける必要がある。ワクチン接種が不十分、または未接種の乗客については、有料の隔離施設で14日間の隔離を受けなければならない。
対象市場との間で週4便をそれぞれ運航し、ベトナムへの入国者数は1週間当たり約1万2000人を見込む。
◇第2期(2022年4~6月期~):
国際便を運航する対象市場は需要に合わせて調整し、対象市場との間で週7便をそれぞれ運航する。
ワクチンパスポートを有する入国者は3~7日間の自宅隔離を受ける。一方、ワクチンパスポートを持たない入国者は有料の隔離施設で14日間の隔離を受ける必要がある。
◇第3期(2022年7~9月期~):
対象市場および運航便数は需要に合わせて調整。ベトナム国内において高いワクチン接種率と集団免疫を獲得した上で、ワクチンパスポートの相互承認に関する各国との交渉結果を踏まえ、ワクチンパスポート所有者に対する隔離措置の撤廃を検討する。
交通運輸省傘下の民間航空局(CAAV)によると、直近約2年で特別帰国便などにより27万4000人以上が空路でベトナムに入国した。2021年11月現在、ベトナムと13か国・地域の間の国際線が運航されており、片道平均で週130便以上のフライトがある。
2021年1~9月期で、ベトナム発着の国際線便数は7500便、乗客数は35万人で、このうちベトナム行きの国際線便数は3700便、乗客数は15万3000人、平均座席利用率は6.4%に留まった。