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ハノイ市人民委員会は、12~17歳の未成年者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種計画を発表した。
計画によると、保健省から受け取るワクチンの数に合わせて接種を手配する。2021年末までに接種を開始し、2022年3月末までに完了する。これにより、市の12~17歳の未成年者の95%以上がワクチン接種を受けることを目指す。
市はまず、感染率や人口密度が高いエリアを優先する。また、16~17歳の対象者を優先し、未成年者のうち年齢の高い者から順に接種を手配する。
ハノイ市保健局傘下のハノイ市疾病管制センター(CDCハノイ)によると、これまでに約70万~85万人の対象者がリストアップされている。生徒が登校を開始した場合は学校で接種を行い、感染流行状況が悪化した場合は市内各地の接種会場で行う。
同市は3~11歳の未成年者を対象とした新型コロナウイルスワクチン接種計画も策定済み。この年齢層へのワクチン接種は2022年以降に手配する予定。
なお、12~17歳の未成年者に接種する新型コロナウイルスワクチンとして、米ファイザー(Pfizer)製のワクチンと米モデルナ(Moderna)製のワクチンの2種類が保健省により指定されている。