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ホーチミン市商工局は19日、市内の飲食店での店内飲食を再開させることを同市人民委員会(市役所)に提案した。ただし、アルコール飲料の提供は認めないとしている。
同市では、新型コロナ第4波による感染拡大により、飲食店の営業が停止となっていたが、新型コロナ対策の社会的隔離措置の緩和に伴い、9月8日からデリバリーとテイクアウトでの販売が再開していた。
今回の提案によると、保健当局の規定に基づく新型コロナ対策を順守している飲食店に対し、店内での飲食再開を認めることが検討されている。営業時間は21時まで、1テーブルにつき2人まで、全体の座席数を50%までとする入店制限を設け、テーブル間は2m以上の間隔を空けなければならない。
市商工局は、ホーチミン市では社会的隔離措置の緩和以降、飲食店が営業を再開したが、市民の需要に十分に応えることは出来ておらず、更なる活動の再開が必要と主張。
なお、同市の成人に対するワクチン接種率は、1回接種済みが98%、2回接種済みが75%と高い水準となっており、ウィズコロナを前提とした新常態(ニューノーマル)への移行が急速に進んでいる。