(C) nld |
ホーチミン市軍事司令部は19日に開いた会合で、4月末から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波で感染対策に大きく貢献した個人・組織を表彰した。
同市軍事司令部はこれまでに合わせて3万6200人の軍人と自衛民兵を動員し、隔離施設や仮設病院、封鎖区域、検問所、市民への食料品・医薬品の配達などに投入していた。
このうち約300人が、新型コロナによって死亡した人々の遺体の引き受け・保管・火葬・遺族への引き渡しを担当し、遺族の慰問などを行った。
任務にあたる中で、約1200人が新型コロナウイルスに感染した。また、同市軍事司令部は新型コロナで家族を亡くした軍人らに哀悼の意を表するとの声明を発表した。