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北中部地方ゲアン省で14日午後、自宅でオンライン学習していた際に突如、充電中の携帯電話が爆発して小学5年生が死亡するという痛ましい事故が発生した。
ベトナムでは、こうした事例が以前から頻繁に報告されているが、コロナ禍で自宅学習が増えている現在、特に幼い子供たちが犠牲となるケースが多くみられる。
死亡したのは、ゲアン省ナムダン郡ナムアイン村に住む小学5年生のNVQ君。オンライン学習していた午後16時ごろ、携帯電話が爆発し、衣服に火が燃え移って大やけどを負った。家族はQ君を病院に緊急搬送したが、火傷が酷く、そのまま息を引き取った。
ゲアン省ナムダン郡では、新型コロナの制御に伴い、3週間前から学校での対面授業を再開しているが、学校では今後、コロナが再燃した場合に備えて週に1回のオンライン授業を続けている。
警察は現在、事故の発生原因について捜査を進めている。なお、警察の調べによると、爆発した携帯電話は、2017年に購入したもので、機種はSamsung Galaxy J6+とされている。