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ハノイ市人民委員会は13日午後、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波の対策として一時停止していた一部のサービス・活動を14日午前6時から再開することを決定した。再開するサービス・活動には、飲食店の店内飲食、ホテル、公共旅客輸送などが含まれる。
14日午前6時以降、公的機関や組織、企業は通常通りの活動が可能となる。ただし、市は引き続き感染対策の厳格な実施を要請するとともに、リモートワークを推奨している。
路線バスとタクシーは、同市交通運輸局のガイダンスに従った本数とルートでの運行再開が可能となる。
博物館や公園は、入場者数を1団体につき10人以下とし、ソーシャルディスタンスを確保する。
ホテルや宿泊施設は、受け入れ人数を定員の50%以下とする。
飲食店(アルコールを提供する店舗を除く)は、店内飲食の再開が可能となる。ただし、受け入れ人数を座席数の50%以下とし、座席の間隔を空けるか座席の間に仕切りを設置する。店舗のオーナーと店員は2回のワクチン接種を終えていなければならず、利用客はQRコードを提示しなければならない。
なお、今回の文書では学校の再開について言及されていない。
同市では4月末から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の国内第4波で、12日午後までに4274人の市中感染者が確認されている。
同市のワクチン接種状況について、18歳以上の接種対象者の1回目の接種率は98%に達しており、このうち50%近くが2回目の接種も完了している。