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ベトナム国家爆弾地雷行動センター(VNMAC)と地雷撤去の国際非政府組織(NGO)マインズ・アドバイザリー・グループ・ベトナム(Mines Advisory Group Vietnam、MAGベトナム)はこのほど、ベトナム戦争後に残された地雷・爆発物の処理能力向上・協力に関する覚書を締結した。
MAGベトナムは、人材育成や品質管理システムの構築、現地視察などを通じてVNMACと専門技術を共有し、共同の活動や協力を進めて、双方の今後の発展につなげることを約束した。
マインズ・アドバイザリー・グループ(MAG)は1989年に英国で設立され、これまで世界の40以上の国・地域で活動してきた。ベトナムでは1999年に北中部地方クアンチ省で活動を開始。2003年には同クアンビン省、2012年には南中部沿岸地方クアンナム省で活動し、現在もクアンビン省とクアンチ省で活動を続けている。
MAGベトナムのヘレン・クーパーマン(Helene Kuperman)代表は、ベトナムでの地雷・爆発物処理活動でこれまでに得られた成果は、VNMACや国防省、中央・地方政府の支援と協力のおかげと話した。