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ホーチミン市のバックパッカー街として知られる1区ブイビエン(Bui Vien)通りでは、このところ多くのバーやレストランが青果店や精肉店、雑貨店に様変わりしている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に伴う社会的隔離措置で臨時休業を余儀なくされた飲食店は、店舗の賃貸料などをまかなうため、少しでも収入を得ようと生鮮食品や生活必需品を販売するようになった。厳しい社会的隔離措置の適用中は、買い物代行の部隊が主な顧客だった。
ホーチミン市が10月1日から社会的隔離措置を緩和し、ニューノーマル(新常態)へと移行したことで、一部の飲食店もテイクアウトのみで営業を再開している。ただし、バーは引き続き休業となるため、バーのオーナーによると営業再開が許可されるまではこの形態を続けるという。
全長約700mのブイビエン通りには数多くの飲食店が立ち並び、2017年にはグエンフエ(Nguyen Hue)通りに次いで市内2番目の歩行者天国となった。2020年に新型コロナが発生し、海外からの入国が制限されるまでは、日夜多くの外国人で賑わっていた。