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保健省はこのほど、交通運輸省が提出した社会的隔離措置緩和後のニューノーマル(新常態)に向けた旅客輸送計画案について意見を出した。この中で保健省は、飛行機・列車・船(本土~島間の路線を除く)で国内を移動する乗客は、72時間以内の新型コロナ検査で陰性を証明する必要があるとした。
ただし、1回目のワクチン接種から3週間が経過した者、十分な回数のワクチン接種を終えている者、または直近6か月に新型コロナに感染して既に回復した者は、搭乗時の新型コロナ検査が免除される。
乗客は搭乗中、5K(◇マスク、◇消毒、◇間隔、◇大勢で集まらない、◇健康申告)を厳守しなければならない。
保健省は、交通運輸省の計画案に概ね同意したが、新型コロナ予防策と感染者が搭乗してしまった場合の対処策を、旅客輸送各社が予め確保しておくことの重要性を強調した。
保健省はこの他、道路・鉄道・内陸水路・海路(空路は別枠)による公共交通機関の運行について以下の通りガイダンスしている。
+低リスク・中リスク地域:運行可
+高リスク地域:定員を通常の50%以下とする形で運行可
+リスクが非常に高い地域:運行不可(乗客との仕切りがあり、電子決済を導入した9席未満のチャーター車両・タクシーを除く)