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日本政府がベトナムに追加供与した新型コロナウイルスワクチン約40万回分が25日早朝、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
ワクチンは日本で製造した英アストラゼネカ(AstraZeneca)製。日本からの輸送は全日本空輸株式会社(ANA)が手掛けた。ワクチンを乗せたANAのNH833便は24日夜に成田国際空港を出発した。機材はボーイングB787-9型機で、輸送には前回と同じく米国Csafe社製の温度管理コンテナを使用した。
これは、茂木敏充外務大臣が14日の記者会見で発表した追加供与分。茂木外務大臣によると、日本政府はベトナムへの約40万回分を含めて計130万回分をアジア各国に追加供与する。
今回の約40万回分を合わせると、日本政府が6月以降にベトナム政府に供与したワクチンは約358万回分となる。