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ハノイ市メーリン郡人民委員会は、新型コロナ対策の社会的隔離措置の順守を徹底させるべく、ドローンを使用した住民の監視を試験的に開始した。
監視対象となるのは、感染流行地として封鎖区域に指定されている同郡タインラム村(xa Thanh Lam)とキムホア村(xa Kim Hoa)。通常の車両では入れないような狭い路地も監視して、隔離規定の違反者を発見した場合は厳格に処分する。
これに先立ち同市で開かれた新型コロナ対策に関する会議で、市党委はメーリン郡に対し、新型コロナの感染拡大防止を目指した新しい取り締まりの方法を研究するよう求めており、この中でドローンを使用した遠隔監視が提案されていた。
メーリン郡文化情報スポーツセンターによると、市党委の指導のもと郡人民委がドローン2台をレンタルして、封鎖区域の両村で1日2回のスカイパトロールを行っている。郡人民委は、更なる感染拡大を未然に防ぐべく、監視を徹底していく方針。
なお、南中部沿岸地方ダナン市のハイチャウ区でも8月末からドローンによる監視が試験的に行われている。