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ホーチミン市内で自宅療養する新型コロナ感染者の管理・支援の効率化を目指したスマホ向けアプリケーション「Y te TP.HCM」が27日から配信を開始した。
これは、同市人民委員会の指示のもと、保健局と情報通信局が、ベトナム郵便通信グループ(Vietnam Posts and Telecommunications Group=VNPT)、FPT情報通信[FPT](FPT Corporation)、医師ネットワークと協力して展開するプロジェクト。
患者本人または患者の世話をする者は、App StoreおよびGoogle Playから「Y te TP.HCM」をインストールすることで、アプリを通して毎日の健康申告が出来るほか、自治体からの最新の支援情報を得ることが可能となる。
健康申告の際は、自治体が緊急で連絡が出来るよう、正確な電話番号と住所を登録する必要がある。患者がスマートフォンを使っていない場合は、世話をする者が代行でアプリから健康申告したり、診療所のサポートを受けるために連絡してもよい。
アプリにはこのほか、ホーチミン市医師会や医師ネットワークに繋がるホットライン「1022」のボタンもあり、健康問題についてアドバイスを受けられる。また、自動プログラムによるチャットボット健康相談の機能も備えている。