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社会開発研究所(ISDS)は世界銀行(WB)との間で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に関する無償支援契約を締結した。
契約によると、WBは日本社会開発基金(JSDF)から275万USD(約3億0250万円)を拠出し、ISDSに供与する。JSDFは日本政府により創設され、WBがその運営に当たっている組織。
今回の無償支援資金は、◇北部紅河デルタ地方ビンフック省、◇南中部沿岸地方カインホア省、◇南部メコンデルタ地方ロンアン省における新型コロナ対策に充当される。
その一環として、各省の医療所に医療機器設備を供給し、新型コロナ感染者の特定や感染症流行中の基本的な医療サービスの維持をサポートするほか、高齢者や少数民族、麻薬中毒者、売春婦などの社会的弱者に食品や医薬品を供給する。
WBによると、約27万人が同事業による恩恵を享受する見通し。