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東北部地方バクザン省を訪れたグエン・スアン・フック国家主席は18日、バクザン省の迅速な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策を評価し、同省自治体に3等労働勲章を授与した。
授与式には、バクザン省共産党委員会のズオン・バン・タイ書記、レ・ティ・トゥー・ホン副書記 兼 同省人民評議会議長、レ・アイン・ズオン副書記 兼 同省人民委員会主席らが出席した。
フック国家主席は、バクザン省が社会的隔離措置を効果的に実施し、過去2か月で新型コロナを完全に制御していると評価した。
新型コロナ第4波で最初の震源地の一つとなった同省は、5月上旬から6月にかけて感染者数が全国最多となり、大きな被害を受けていた。
同省は200万件近くの新型コロナ検査を実施し、集中隔離施設326か所で4万1000人を隔離して、感染者5700人以上の治療を行った。その甲斐あってこれまでに99%が完治。省内では直近1か月で新規感染者が確認されていない。