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ファム・ミン・チン首相はこのほど、新型コロナウイルスワクチン外交に関する作業部会を発足する決定第1399号/QD-TTgを公布した。ワクチン調達を促進することが狙いだ。
ブイ・タイン・ソン外相が作業部会長、グエン・ミン・ブー外務次官とチュオン・クオック・クオン保健次官が副会長を務める。作業部会のメンバーには、国防省や公安省、商工省、科学技術省の各次官などが含まれる。
作業部会は、新型コロナウイルスワクチンや治療薬、医療品の支援、またワクチン生産技術移転の支援を促進し、ベトナムがワクチンをできるだけ早く受け取るための対策を首相に提案する責任を負う。
ベトナムはこれまでに、英国アストラゼネカ(AstraZeneca)製とロシア製「スプートニクV(Sputnik V)」、中国シノファーム(Sinopharm)製、米ファイザー(Pfizer)製、米モデルナ(Moderna)製のワクチン1900万回分以上を受領した。
ベトナム国内の新型コロナウイルスワクチンの接種状況について、8月15日までに1443万4017回分の接種を完了した。このうち1回目の接種を受けた人数が1307万8340人、2回目の接種も終えた人数が135万5677人となっている。