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スイス系総合人財サービス企業アデコグループ(Adecco)のベトナム現地法人、アデコベトナム(Adecco Vietnam)はこのほど、各世代の労働者650人を対象として7月に行った新型コロナ禍の影響に関する調査結果を発表した。
調査によると、国内で4月末から拡大している新型コロナの第4波により、労働者の53.7%が「昨年よりストレスを感じる」と答えた。主なストレスの原因は、◇新型コロナ禍での安全性、◇長期的な金銭問題、◇雇用の安定とキャリア展望、◇身体的・精神的健康、◇情報過多などが挙げられた。
労働者の約80%がメンタルヘルスを重視しているのに対し、企業の約33%はこの点に関してサポートしていない。また「仕事の柔軟性」と「健全なワークライフバランス」が、最も好まれるメンタルヘルスサポートだという。
在宅勤務に関する職場への要望については、「電気代や電話代などの在宅勤務手当の支給」と答えた割合が最も多かった。続いて、「在宅勤務向けの環境整備費の支援」、「柔軟な勤務時間」、「社内のオンライン交流」などの順だった。