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ホーチミン市科学技術局は青年スタートアップサポートセンターと協力し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応するイノベーションソリューションを募集するプログラム「HIS-COVID」を実施している。
HIS-COVIDでは、患者のケア、感染者の行動歴の追跡、各種リソース手配の効率化、コミュニティ価値創造の実現、新型コロナ禍での企業経営継続などに関するソリューションの開発を奨励する。
新型コロナウイルス感染症に対応する創造的なソリューションを開発した個人・企業は補助金として20億VND(約970万円)を獲得し、企業は優遇措置が適用される「科学技術企業」として認定される見通し。
革新的で技術的にも完成度が高いソリューションは、ホーチミン市科学技術局のサポートのもとで同市やほかの地方の関係機関や企業にも技術移転される。
HIS-COVIDは7月26日から8月11日までの期間に55件のエントリーを受け付けており、新型コロナ禍の2020年に貧困層にコメを無料で配る自動コメ配り機「コメATM」を開発して大きな反響を呼んだ実業家のホアン・トゥアン・アインさんが展開する「酸素ボンベ無料交換サービス」もエントリーしている。
なお、HIS-COVIDの決勝は9月13日に行われる予定。