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ホーチミン市人民委員会(市役所)のグエン・タイン・フォン主席は9日、市内のスーパーマーケットとコンビニエンスストアで働く従業員に対し、午後18時から翌朝6時までの時間帯の外出を許可した。
同市人民委は、新型コロナ対策として7月26日以降、救急・感染対策、電気・水道の復旧などに関する場合を除き、毎日午後18時から翌朝6時までの外出を原則禁止としている。
市商工局は、スーパーやコンビニ各店舗に商品の手配や消毒作業で十分な時間を与えるためとして、同時間帯に従業員が市内を移動できるよう市人民委に提案。今回、市人民委がこれに応じる形で、スーパーとコンビニの従業員の外出を認めた。
商工局はスーパーとコンビニから同時間帯に外出する従業員のリストを受け取り、商工局のポータルサイト上で管理し、各検問所での本人確認などに役立てる。
これに先立つ3日、市人民委は郵便業者に対しても同時間帯の郵便物輸送を許可している。ただし、配車アプリによる商品配達サービス(バイク便での宅配など)は依然として、同時間帯の営業が禁止されている。