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「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防国家技術センター」のお披露目式が8日、ファム・ミン・チン首相の立ち会いのもとで行われた。センターは、新型コロナウイルス感染症の予防に関するプラットフォームやデータベースを一元的に運用することを目的としている。
同センターは今年6月に設立された。医療と情報通信の両分野と技術系企業の専門家らがフレキシブルな形で参加しており、設立から2か月で、デジタル技術企業18社から多数のエンジニアやプログラマーを集めている。
現在、全国で一律的に運用されているプラットフォームには、◇健康申告およびQRコードを利用した公共の場への出入り記録(感染者追跡サポート)、◇サンプル採取・検査結果返却サポート、◇新型コロナウイルスワクチン接種管理、の3つがある。
グエン・マイン・フン情報通信相によると、同センターはこれまでに各企業から1兆5000億VND(約72億1000万円)相当の設備の寄贈と1000人近い社員の無料奉仕を受けているという。フン氏は、18社が開発した新型コロナ予防に関する18のプラットフォームを全国で統一的に利用できれば、感染抑制への効果が期待できるとしている。