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ホーチミン市人民委員会は5日、4月末から広がった新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波で困窮している労働者に対する支援措置の第2弾として、計9050億VND(43億円)を給付することを明らかにした。
対象者と給付額は以下の通り。
◇自由業者(行商や廃品回収、荷物運び、宝くじ売りなど)約34万4000人:1人につき150万VND(約7200円)
◇貧困世帯約9万0500世帯:1世帯につき150万VND(約7200円)
◇貸し部屋・隔離区域に居住する貧困労働者約17万人:1人につき150万VND(約7200円)
街区・村レベルの当局は市の指示のもと、住民登録の有無を問わず、5日から10日までの期間に遅延することなく対象者宅を個別に訪れ、給付金を支払わなければならない。
市はこれに先立つ6月、支援措置の第1弾として、無給休暇を余儀なくされた労働者や、離職しても失業手当の対象にならない労働者、社会的隔離措置の適用により失業した、または収入が大幅に減少した自由業者などを対象に計8860億VND(約42億円)を給付している。