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ホーチミン市では7月26日以降、配達・宅配サービスについて、1つの区・郡またはトゥードゥック市内(ホーチミン市直轄)のみでの活動が認められており、区・郡をまたいだサービスが禁止された。ただし、市が28日付けで公布したガイダンスによると、一部の場合に限り、区・郡をまたいでの配達が認められるようになった。
ガイダンスによると、封鎖区域・隔離施設・新型コロナウイルス感染症(COVID-19)治療の医療施設の人々に生活必需品を届ける場合、配達員が検問所を通過することが可能とされている。
上述の場合を除き、区・郡をまたいでのサービスは引き続き禁止されている。なお、市全域では現在、生活必需品の輸送のみが認められ、不要不急と判断される商品の輸送は許可されていない。
市は現在、配達員に対して、◇制服の着用、◇ボックスの利用、◇会社ロゴの掲出、◇通行証の提示、◇アプリによる受注証明、◇写真付きネームプレートの携帯、◇QRコードでの識別証明、◇「配達員」の文字がプリントされた腕章の着用などを義務付けている。
なお、ホーチミン市商工局は7月末、社会隔離中に生活必需品を配達する各ドライバーに対し、新型コロナウイルスワクチン接種を優先的に行うよう市保健局や各レベル人民委員会に要請しており、各接種会場では配達員を対象とした1回目の接種が既に始まっている。