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ホーチミン市商工局は30日、同市直轄トゥードゥック市および市内の各区・郡の人民委員会に対し、伝統的市場やスーパーマーケット、コンビニエンスストアで生活必需品を買い物する際に必要な整理券にQRコードを付記するよう指示する公文書を出した。
整理券の発行は新型コロナ対策の一環で、買い物時の密を避けることを目的とする。商工局によると、一部の地区でスーパーなどに人が集中する状態が生じているため、新たな措置を取ったという。
整理券には、氏名、住所、電話番号、世帯の代表者が買い物をすることができる店舗・曜日・時間帯などが記載されているほか、健康申告で使用するQRコードが付記される。地区により週2~3回の買い物が認められる。
商工局は各地区の人民委員会に対し、人口規模や店舗数、必要な食料品の量などを考慮し、店舗側と協議した上で住民の買い物割り振り案を作成するよう指示。また、店舗側にも商品の供給状況を各地区の人民委員会に情報提供するよう求めている。