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ホーチミン市人民委員会のグエン・タイン・フォン主席は26日午後に緊急文書を発出した。この中では、午後18時以降に外出が許可される5つのケースについて明記している。
新型コロナの国内第4波による感染が急拡大しているホーチミン市では、26日以降、毎日18時から翌朝6時までの外出を自粛するよう市民に要請している。
市内では首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置と並行して、より規制が厳しい指示第12号-CT/TUに沿った措置も導入しているが、一部の地域では住民が外出したり、外で他の人と接触したりするケースが散見されたため、さらに規制を強化すべく、今回の外出自粛令が出された。
フォン主席は26日午後、これを補足する形で前述の時間帯でも外出が認められる5つのケースについて緊急文書を発出。内容は以下の通りで、適用期間は8月1日まで。
◇救急・感染症対策および政府・自治体の要請により感染予防目的で動く支援部隊。
◇新聞社の記者・編集者をはじめとしたメディア関係者や地方自治体の役人。
◇都市環境衛生分野の労働者、電気・水道・通信・技術インフラ分野のトラブル対応。
◇生活必需品の輸送、感染症対策部隊の輸送、工員の輸送(工場⇔宿泊施設)、生産・輸出入関連の物資輸送。
◇市内に乗り入れる主要通用ゲート12か所に位置するガソリン小売店。
なお、市人民委員会は食品・生活必需品の購入について、買い物時に密が発生するのを避けるべく、世帯毎に買い物が可能な曜日・時間帯を指定する整理券を配ることを各レベル人民委員会に提案している。