(C) tuoitre |
政府は20日、政府決議第78号/NQ-CPを公布し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染状況が深刻な地域で首相指示第16号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置よりもさらに厳しい措置を導入するよう指導した。
首相指示第16号に沿った社会的隔離措置が適用されている省・市は、現在よりも対策をさらに強化し、人と人・世帯と世帯・行政区と行政区間のソーシャルディスタンスを厳守させるべく監視・検査を強化しなければならない。
その一環として、新型コロナ予防国家指導委員会と各関連機関は、新型コロナの第4波で最も感染状況が深刻なホーチミン市や、感染が拡大している南部地方の地元当局に対し、対策を集中的かつ細やかに指導して積極的に支援すると共に、国民に対しても対策を厳守させるべく取り締まりを強化する。
政府はホーチミン市と南部を最優先して各種リソースを集中させるとし、対策を効率的に調整するため、新型コロナの感染状況の把握・動きの予想・リスク評価を的確に行うべく専門家を増強する方針。
なお、保健省はより深刻な状況を想定したシナリオを策定し、最悪のシナリオが発生した場合でも酸素や人工呼吸器などを十分に確保できるよう対策に取り組まなければならない。