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日本が無償で追加供与した新型コロナウイルスワクチン約100万回分が16日早朝、ホーチミン市タンソンニャット国際空港に到着した。
ワクチンは日本で製造した英アストラゼネカ(AstraZeneca)製。日本からの輸送は全日本空輸株式会社(ANA)が手掛けた。ワクチンを乗せたANAのNH833便は15日夜に成田国際空港を出発した。機材はボーイングB787-9型機で、輸送には前回と同じく米国Csafe社製の温度管理コンテナを使用した。
これは、茂木敏充外務大臣が13日の記者会見で発表した追加供与分。6月16日にベトナムに到着した約100万回分、7月2日と9日に到着した合計約100万回分と合わせて、日本は合計約300万回分をベトナムに贈与した。