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保健省と国防省は3月8日から始まった新型コロナウイルスワクチン接種の成果を踏まえ、7月10日に18歳以上を対象とする全国新型コロナウイルスワクチン接種キャンペーンを開始した。
キャンペーンでは、保健省がベトナム人民軍と協力し、全国に1万5000か所の接種会場を設置。計1億5000万回分のワクチンを接種し、2021年末~2022年年初を目途に全国人口の70%が集団免疫を獲得することを目指す。
まず、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の第4波の市中感染が最も深刻なホーチミン市と南部の一部の省・市で150万回分の接種を手配する。保健省によると、7月中に計870万回分のワクチンがベトナムに到着するという。
ホーチミン市疾病管制センター(HCDC)が11日午後に明らかにしたところによると、市は今後2~3週間に110万回分を接種する。630か所の接種会場(医療センター、病院、移動型接種会場)を設置し、1か所につき1日120人に対応する。
ホーチミン市では、これまでに98万5077人がワクチンの接種を受けており、このうち2回の接種を受けた人数は4万1862人となっている。
一方のハノイ市は、これまでに支給されたワクチンは20万回分程度に留まっているという。
ベトナムは10日午後4時時点でワクチン404万回分以上を接種しており、このうち2回の接種を受けた人数は27万1000人以上となっている。