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ホーチミン市人民委員会が28日に開かれた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の情報周知に関する会合で明らかにしたところによると、市は感染リスク度合いに基づき行政区を3つのグループに分けて対策に取り組んでいるという。
+リスクが非常に高い行政区:
◇ビンタン区、◇ホックモン郡、◇ビンチャイン郡、◇8区、◇タンフー区、◇トゥードゥック市の一部(旧トゥードゥック区の地域)
+リスクが高い行政区:
◇ゴーバップ区、◇クチ郡、◇1区、◇4区、◇5区、◇12区、◇ビンタイン区、◇タンビン区、◇トゥードゥック市の一部(旧2区・旧9区の地域)
+リスクがある行政区:
◇カンゾー郡、◇7区、◇10区、◇11区、◇フーニュアン区
市はこれまでに、流行を防ぐための多くの対策を実施しており、規制が厳しい首相指示第16号/CT-TTgに沿った措置よりも、さらに厳しいホーチミン市人民委員会指示第10号/CT-UBNDに沿った措置を19日から適用している。それにもかかわらず、感染者数は増加の一途を辿り、28日までは12日連日で1日当たり3桁の新規感染者数を記録。
こうした状況を受け、市人民委は同市保健局に対し、特別チームを発足して各行政区に派遣し、対策指導を強化するよう促した。行政区の自治体は特別チームの指示に従い対策を実施することになる。
この他、工業団地や輸出加工区、ハイテクパーク、ソフトウェアパーク、タンソンニャット国際空港などについては、対策チームを増員するなどして感染拡大防止に努める方針。