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保健省の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する28日午後の発表によると、12省・市で市中感染者139人が新たに確認された。海外からの入国者6人(うち1人は日本からの入国者)も陽性となった。
新規の市中感染者の内訳は、◇ホーチミン市:62人、◇南中部沿岸地方クアンガイ省:20人、◇東北部地方バクザン省:12人、◇東南部地方ドンナイ省:11人、◇東南部地方ビンズオン省:8人、◇北部紅河デルタ地方バクニン省:8人、◇北中部地方ハティン省:7人、◇南中部沿岸地方ビントゥアン省:6人、◇北部紅河デルタ地方フンイエン省:2人、◇北部紅河デルタ地方ハイフォン市:1人、◇南部メコンデルタ地方ドンタップ省:1人、◇南中部高原地方ダクラク省:1人。
市中感染者のうち109人は感染者の接触者(F1)や既存の集団感染発生地域の関係者などで、隔離区域内または封鎖区域内で感染が確認された。
午前と正午、午後の発表を合わせると、同日の市中感染者数は19省・市の計382人。
また、28日午後、バクザン省の封鎖区域内ですでに感染が確認されていた7人について、新たに感染者の番号が割り振られた。これを合わせると、保健省が28日に発表した市中感染者数は計389人となる。
28日午後の発表時点でベトナム国内の新型コロナ累計感染者数は1万6041人となり、26日に累計1万5000人を超えてから2日間で+1000人以上増加した。死者数は76人となっている。
<ホーチミン市>
ホーチミン市タンフー区にある「イオンモール・タンフーセラドン」は、疑陽性者に関連して25日より休業している。
<フーイエン省>
南中部沿岸地方フーイエン省は、27日午前0時より、省内全域で首相指示第15号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置を適用している。
<バクザン省>
バクザン省は、28日午前6時より、一部の地域で首相指示第19号/CT-TTgに沿った社会的隔離措置の適用に変更している。対象となるのはヒエップホア郡とイエンテー郡の全域、イエンズン郡の15村・町。イエンズン郡のノイホアン村、ティエンフォン村、イエンルー村の3村については引き続き首相指示第15号/CT-TTgを適用する。
<ビンディン省>
南中部沿岸地方ビンディン省は、29日午前0時より、レストランや食堂、カフェなどの飲食店で店内飲食を禁止し、テイクアウトのみ認める。