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政府官房は23日、新型コロナ対策オンライン会議でのファム・ミン・チン首相の決定に関する通知第167号/TB-VPCPを公布した。この中で、チン首相は新型コロナウイルスワクチンの調達を促すとともに、ワクチンの選り好みをしないよう求めている。
この会議で、首相はワクチン調達について、購入先を多様化し、ワクチンの早期購入に向けて交渉を加速することの必要性を主張。さらに、調達したワクチンについては選り好みをせず、即時接種していくよう指導した。
保健省はワクチン調達の管轄機関として、率先して交渉を進めるとともに、品質管理を徹底。ワクチン調達の透明性・客観性を確保し、国益と国民の利益を最優先して、ワクチンの交渉・購入における機関・組織間の競争を防ぎ、汚職・腐敗・浪費が発生することのないよう監視しなければならない。
保健省と科学技術省は、関連機関と緊密に連携し、国内でのワクチン生産および海外からの技術移転を加速すべく、緊急措置として所定の行政手続きを可能な限り簡素化させる。
また、国が指導するワクチン接種キャンペーンを国民に信頼してもらい、「質の良いワクチンの調達を待つ」という考え方を止めてもらうよう、情報通信省はワクチン接種について客観的かつ忠実な報道を指導して情報周知を図っていく。