(C) vnexpress |
北部紅河デルタ地方ビンフック省人民委員会主席は、同省共産党委員会のホアン・ティ・トゥイ・ラン書記の娘であるチャン・フエン・チャン女史を同省計画投資副局長に任命する決定を取り消した。内務省の責任者が18日に明らかにした。
今回の決定を受けてチャン女史は計画投資副局長のポストを外れたが、引き続き同局に所属し、副部長を務めている。
チャン女史は、同省ビンイエン市(TP. Vinh Yen)ホーチミン共産青年同盟(青年団)の職員と役員、計画投資省の職員と副部長、同省企業支援・投資促進・研究センター所長を歴任し、今年2月に31歳の若さでビンフック省人民委員会主席の決定により同省計画投資副局長に任命された。
省トップの実子が縁故主義により異例の昇進を果たしたこの出来事は国内で大きな話題になり、党の尊厳を損なう形となった。
これを受け、ベトナム共産党中央監査委員会は捜査に乗り出し、ビンフック省当局の任命に関する違反を指摘した上でこの決定を取り消すと共に、関与した組織・個人を処分するよう指示した。