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教育訓練省は、国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染が拡大していることを受け、2021年度の高校卒業・大学入学統一試験(国家統一試験)を2回に分けて実施することを決定した。
第1回の試験は一般受験者を対象に7月7日と8日の両日に実施する。
第2回の試験は、新型コロナの影響により第1回の試験に参加できない受験者を対象とする。実施時期については、各省・市から報告を受けた上で後日決定する。
第2回の試験の対象者には、◇感染者(F0)、◇感染者の接触者(F1・F2)、◇封鎖区域の居住者などが含まれる。
教育訓練省はまた、各省・市の人民委員会に対し、試験の実施にあたり試験の平等性と客観性を確保しつつ、新型コロナウイルス対策を徹底するよう要請した。
その一環として、新型コロナに関連する問題が発生した場合に備えて予備の試験室を設けるほか、受験生を優先して新型コロナウイルス検査とワクチン接種を行うことが求められる。