(C) baodautu 写真の拡大. |
南中部沿岸地方ダナン市では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対策として、同市の玄関口となる道路の15か所と空港やバスターミナル、鉄道駅に検問所を設置して、市内に入ろうとする人の電子健康申告またはQRコードのチェックを行っている。
スマートフォンで健康申告を行った人には、QRコードが生成される。検問所ではスマートフォンにQRコードを表示して、検問所のQRコードリーダーに読み取らせる。新型コロナ感染者と接触した可能性がある場合や、流行地域から来ている場合は、規定に従って必要な措置が取られる。
同市人民委員会は各部局や各区・郡・街区・村の人民委員会に対し、電子健康申告とQRコードを利用した検査を徹底するよう指示した。各政府機関や事業体、組織、企業などでも今後、日常的に実施することとしている。
同市共産党委員会のグエン・バン・クアン書記は、市の新型コロナウイルス感染症予防指導委員会の会議で、「健康申告アプリや感染者追跡アプリを利用することで、感染症対策に携わる職員の負担が軽減されるとともに、新型コロナ感染者の市内への移動を制限することできる」と述べた。