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ホーチミン市人民委員会は27日、市内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集団感染(クラスター)が発生していることを受け、既に一時停止しているサービス事業分野に加え、一部のサービスを継続的に停止するとともに、不要不急の活動を引き続き一時停止する通達第1726号/UBND-VXを発出した。この措置は5月28日0時から新たな通知が出るまで継続する。
5月21日付け通達第1641号/UBND-VXで規定されている不要不急の活動を引き続き一時停止するほか、活動を一時停止する対象に以下を追加する。
追加対象:スパ、美容関連施設(床屋、美容室、ネイルサロンなど)、美容クリニック、レストラン、観光地・遺跡、博物館、図書館(オンラインでの資料提供は可)、歩行者天国、ナイトマーケット、公園、10人以上が集まる屋外スポーツ施設。
市内のすべての飲食店について店内飲食を禁止し、オンライン予約・精算による持ち帰り(デリバリー)のみ可能とする。ホテルのレストランについては、宿泊客にのみサービスを提供し、人と人の距離を2m以上保ち、同時に20人以上にサービスを提供しない。
また、市内のホームステイや民泊仲介プラットフォーム「エアビーアンドビー(Airbnb)」は、宿泊客の新規予約・受け入れを一時停止する。
このほか、宗教・礼拝施設などにおける10人以上が集まる宗教行事や祭事、不要不急の集会やイベント、また1部屋に20人以上が集まる会議も中止する。
全ての市民は不要不急の外出を自粛し、特に60歳以上の市民は緊急でない限り自宅に留まり、外出を制限する。職場や学校、病院以外の公共の場に10人以上が集まることも禁止し、公共の場では人と人の距離を2m以上保つ。
なお、ホーチミン市では27日、ゴーバップ区3街区グエンバンコン(Nguyen Van Cong)通り415/8/4番地に拠点を置くキリスト教福音団体「リバイバル・エクレシア・ミッション(Revival Ekklesia Mission)」関連で陽性者36人が確認されている。