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南中部高原地方ラムドン省人民委員会は27日午後14時から、同省ダラット市内および省全域のレストラン、喫茶店、スポーツジムの通常営業再開を許可した。
この他、美容院や床屋、路上の飲食店なども営業が再開して日常が戻ってきた。5月8日以降、飲食店は座席数の制限が設けられていたが、それも撤廃された。
避暑地として国内有数の観光地になっているダラット市には、南部解放記念日(4月30日)とメーデー(5月1日)に伴う4連休に、大勢の観光客が押し寄せた。観光客の中には、後に新型コロナ陽性判定を受けた国内3141人目の感染者もいた。
これを受け、同省人民委は5月8日に、省内のカラオケやバー、ディスコ、ゲームセンター、ナイトマーケット、マッサージ、映画館の営業、コンサート活動、スポーツ活動、公共の場での大人数による集会などを禁止していた。
同省保健局によると、国内3141人目の感染者の濃厚接触者(F1)と濃厚接触者の接触者(F2)、約600人に対する集中隔離措置は既に完了しており、いずれも2度の検査で陰性が確認された。