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韓国は21日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大と相まって韓国によるベトナム人労働者の派遣・受入に関する覚書の期限が終了したことにより一時停止されていたベトナム人労働者の受け入れを1年以上ぶりに再開した。
その一環として、ベトナム人労働者24人を乗せたアシアナ航空(Asiana Airlines)の運航便が20日夜、ベトナムを出発し韓国に向かった。
ベトナム労働傷病兵社会省と韓国雇用労働部はこれに先立つ3月、ベトナム人労働者の派遣・受入に関する覚書を更新した。
韓国は今年、ベトナム人労働者約8200人を受け入れる予定。このうち、8000人 が製造業、残る200人が漁業に従事する。
在韓国ベトナム労働者管理委員会によると、2020年3月から2021年4月までの間に5000人が労働者として韓国企業と雇用契約を締結しているが、新型コロナウイルス感染症の影響により渡航が停滞している。
なお、雇用許可(EPS)プログラムにより韓国で働いているベトナム人労働者は約1万9000人となっている。