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ホーチミン市人民委員会は21日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の市中感染が拡大していることを受け、市内の路上で営業する飲食店と、小規模・中規模の飲食店について21日18時より店での飲食を禁止することを決定した。テイクアウトまたはデリバリーのみ可能となる。
従業員が10人以上の飲食店やホテル内のレストランについては、同時に20人以上の客を受け入れないこととし、客席の間隔をあけなければならない。
また、30人以上が集まるイベントや会議、宗教行事を中止とするほか、職場や病院、学校以外の公共の場に20人以上が集まることも禁止する。
当局はこのほか、公共の場で人との距離を2m以上あけること、1区のグエンフエ(Nguyen Hue)通り歩行者天国やブイビエン(Bui Vien)通りに大人数で集まらないことなども要請している。
なお、ホーチミン市では3日連続で計5人の市中感染者が確認され、このうちの1人(3区)と疑陽性の1人(ゴーバップ区)は飲食店関係者だった。5人のうち3人は3区在住の親子、残る2人は会社の同僚で、1人はトゥードゥック市在住、1人は7区在住。
ゴーバップ区の疑陽性者1人について保健省はまだ感染者として発表していないが、クアンチュン(Quang Trung)通り954/5番地の路地に居住している。