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ホーチミン市交通運輸局は19日、市内を走る路線バスやタクシー、バイクタクシーの運転手と乗客に対して、健康申告を毎日行うよう要求するとともに、保健当局が規定した感染予防対策を順守するよう指導した。
これは市交通運輸局が、市内のバスターミナルや輸送業者および各レベル自治体に要求しているもの。健康申告はオンラインまたは書類で行い、氏名や電話番号、車両ナンバー、乗車時間、健康状態などの情報を申告する。伝統的なセオム(バイクタクシー)にも適用される。
また、グラブ(Grab)をはじめとした配車アプリによる契約車両については、車両や乗客、輸送ルートなどの諸情報をソフトウェア上で保存する必要がある。
運転手および乗客に対する健康申告の義務付けは、新型コロナの感染疑い者を早期発見し、感染拡大を防ぐ上で重要なもの。健康申告の他、各輸送サービス車両は、定員の50%未満で運行し、乗客同士の間隔を1m以上空けるなどの対策を取らなければならない。
なお、ホーチミン市は現在、感染流行地域と同市を車両で行き来することを禁止している。これに違反した場合、500万~1000万VND(約2.4万~4.8万円)の罰金を科すことになっている。